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Aging Implant Dentistryとは

個人的に(笑)最近、至る所で話題に持って行こうと努力している、加齢に伴うインプラントの基本的考え方としてのAging Implant Dentistryだが。。。。すでに、ウチの小さな介護施設でも4名の入居者の方で問題が発生してきた。いつ何処でどういう診断でこのインプラントが入れられたのかという情報が皆無の方が2名いらっしゃる。自分でわかるなら対処も出来るがまるでわからない。でも使えていれば良いんじゃ無い?と言う意見もわからなくはない。しかし、では、こういうケースも含め、インプラントロジスト自身で責任をとれなくなる可能性をどうやって否定できるのだろうか。

責任をとる必要は無いと豪語する先生もいらっしゃる。しかし、患者や家族は本当に困るだろう。時勢のインプラントデンティストリーの波にのまれた個人の責任もあると言うのだろうか。これはこれからのインプラントロジストの新たな命題なのだ。

上部構造を外さなければならないとどこかで誰かに診断された時、いかに多くの歯科医師がすぐに外せるか否か、外す必要が無いのか、様々なカテゴリーでのプロトコルが必要なのである。この事自体を否定してはいけないと思う。加齢に伴う様々な口腔内の事象は、社会的背景も相まって未だ解決できないことも多く、さらにそこにインプラントの個別の金科玉条が散乱されたなら、混迷は深みを増すだろう。

インプラント治療は素晴らしい治療だと個人的には思っている。これっぽっちも否定する気などない。当院でもこの30年この補綴オプションによって多くの患者さんの賛同を受けた。しかし、この先々までその思いや意思は引き継がれる保証は何処にもない。その多くの場合、私たちや本人の意思が介在しない環境に放り出されたときに大きな問題となる可能性があるのだ。その時のことまで考えて始めて本当のインプラントと言えるのではないか?

私の提言は、インプラントの技術的な高みや優れた理論を持っていることは当然という上に成り立つことを理解していただきたい。私がやれば大丈夫と思っている素晴らしい臨床成績を残しているインプラントロジストこそ、この思考回路を忘れずに持っていただきたいものなのです。
あくまでも、スキルや知識の話ではなく哲学的倫理観の話なのです。

下の写真は当院の最高年数29年経過ボーンアンカードブリッジ症例です。私が施術しましたが、もうすぐ上部構造は…

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